アフィリエイトをはじめるメリット
成果報酬で集客できる
アフィリエイトは、集客に対して広告費を払うのではなく、商品の購入に対して広告費を払うインターネット広告の中で唯一成果報酬型の広告手法です。そのため、広告主は広告費の無駄を省くことができます。
また、リスティング広告やインフルエンサーを活用したプロモーションなど多くのインターネット広告は成果報酬では実施ができないため、1件の購入者獲得に必要な広告費(CPA)が変動し、広告の費用対効果の安定性が低く、広告主の広告費を加味した利益率のコントロールが難しい場合があります。
特に使える予算に上限があるスタートアップ企業にとっては、利益率のコントロールができることは事業継続において非常に重要であるため、インターネット広告の中で、アフィリエイトから実施される企業が多いのではないでしょうか。
ターゲットに合わせた広告ができる
アフィリエイトは、アフィリエイターが持つメディアを通じて商品を紹介し、メディアの種類は多岐に渡ります。
Googleの検索で表示されるWebサイトや、Instagramなどで多くのフォロワーを持つインフルエンサーなど、インターネット上のあらゆるところで消費者と接点を作ることができます。
またアフィリエイターは自分のメディアと相性の良い商品を紹介する傾向があるので、例えば、健康食品に関する情報を発信しているブログに対して、健康食品を紹介する広告を掲載することで、ターゲットに興味を持ってもらいやすくなります。
また、アフィリエイターが第三者視点で商品を紹介することで、消費者は客観的に商品の良さを理解できるため、アフィリエイトは購入率(CVR)が高い傾向があります。
多くのスタートアップ企業は広告を自社で運用するノウハウがなかったり、広告代理店に委託する潤沢な広告費がなかったりする中、効果的にインターネット上で消費者と接点を作ることができることがアフィリエイトを実施される企業が多い要因になっているのではないでしょうか。
アフィリエイトの注意点
アフィリエイトには広告出稿を考えている企業にとってメリットはたくさんありますが、一方で注意するべき点もあります。
アフィリエイター選定には注意が必要
アフィリエイトは、広告主とアフィリエイターのパートナーシップによって成り立つビジネスモデルです。
アフィリエイターは、法人として質の高いWebサイトを運営するアフィリエイターもいれば、個人の副業として取り組んでいるアフィリエイターもいます。
昨今、景表法や薬機法など、インターネット広告の規制が厳しくなっており、行政からペナルティを受けている広告主もいます。そのようなリスクがあるため、アフィリエイター選定やアフィリエイトサイトの表現には注意が必要です。
しかしながら、アフィリエイトを始めるとあらゆるメディアで広告主の商品が紹介されるため、広告主がアフィリエイトの掲載メディアを把握し、管理することは困難です。
予防策として、広告主とアフィリエイターを仲介するアフィリエイト会社がどのようなアフィリエイター管理体制をもっているかを確認することは、広告主にとって非常に重要です。
成果報酬については十分に検討する
アフィリエイトの成果報酬は広告主が決めるものの、アフィリエイターに掲載してもらうための報酬相場は上昇傾向にあります。
背景には、広告主はアフィリエイターに選ばれなければ広告を掲載されずアフィリエイトに取り組む企業は今も増加しているため、アフィリエイターが魅力的に感じる成果報酬も上昇しています。
では、アフィリエイターに選ばれるには、高い成果報酬を払うことしか方法はないのでしょうか?
答えは違います。
アフィリエイターは成果報酬が高くても、商品が売れなければ成果報酬は発生しないので、商品の売れやすさ(購入率=CVR)は成果報酬同等に重要な指標になります。
購入率をあげるには、消費者が商品を理解しやすく、また買う煩わしさがない通販サイトの設計にする必要があり、通販サイトの検証と見直しは継続的に実施すべきでしょう。
さいごに
アフィリエイトは効果的に新規顧客を獲得ができる一方、リスクもあります。
アフィリエイトで成功している広告主は、アフィリエイト仲介会社とうまく連携しながら、リスクをコントロールしアフィリエイトを活用して成功しています。
アフィリエイト仲介会社は、成果報酬相場や売れやすい通販サイト・商品特徴も熟知しているため、まずは問い合わせをしてみて、自社商品の報酬相場から確認してみてはいかがでしょうか?