離脱防止ポップアップを利用するメリット
離脱防止ポップアップを利用するメリットは、以下のとおりです。
- ユーザーの離脱を防げる
- カゴ落ちを防ぎやすくなる
- コンバージョン率・売上の向上が期待できる
- サイト回遊率の向上につながる
- SEO効果が向上する可能性がある
- クロスセルを実行しやすい
1つずつ解説していきます。
ユーザーの離脱を防げる
離脱防止ポップアップを活用することで、ユーザーが離脱しようとした際に商品のメリットを訴求し、離脱を防ぎやすくなります。
離脱しようとしているユーザーに「お買い忘れはありませんか?」などと表示することで、ユーザーを再び商品や関連記事に誘導し、離脱を防ぐ効果が期待できます。
カゴ落ちを防ぎやすくなる
カゴ落ちとは、ECサイトを訪れたユーザーがカートに商品を入れたあと、購入せずに離脱してしまうことです。カゴ落ちが発生すると商品販売の機会損失となるため、ECサイトを運営している企業においてカゴ落ちを防ぐことは重要です。
このカゴ落ちを防ぐのに、離脱防止ポップアップが効果を発揮します。
ユーザーが離脱するタイミングでポップアップを表示することで、カゴ落ちを防ぎやすくなります。
コンバージョン率・売上の向上が期待できる
離脱防止ポップアップを導入することで、コンバージョン率・売上の向上が期待できます。
ユーザーがWebサイトを訪れた際に、ニーズに合った情報をタイミング良く提供することで、商品の購入につなげられるからです。
また、ユーザーの早期離脱を防ぐとページ滞在時間が延びます。ページ滞在時間が延びると、さらにコンバージョン率のアップが期待できます。
サイト回遊率の向上につながる
ポップアップを利用して離脱を防ぐと、サイトに長く滞在してもらえる点が離脱防止ポップアップを利用するメリットです。
サイトに長く滞在してもらうほどユーザーにとって興味深いコンテンツを見つけてもらえるため、サイト回遊率の向上につながります。
サイト回遊率が向上すると自社商品やサービスをアピールできる機会が増えるため、CVRの向上が期待できます。
SEO効果が向上する可能性がある
サイト回遊率が向上してユーザーに長く滞在してもらうと、Googleアルゴリズムからの評価が高まり、SEO効果が向上する可能性があります。
SEO効果が向上すると検索上位を獲得しやすくなり、自社サイトに多くのユーザーを集客しやすくなります。
クロスセルを実行しやすい
離脱防止ポップアップを活用することで、クロスセルを実行しやすくなります。
クロスセルとは、購入を検討している商品に関連した商品を提案する施策を指します。
例えば、ユーザーが商品をカートに追加した際に「別の商品を購入すると10%OFF!」などのポップアップを表示することが可能です。
顧客単価の向上が課題となっている企業には、離脱防止ポップアップは効果的なツールです。
見込み客の獲得につながる
SEO効果の向上により集客に成功すると、見込み客の獲得につながります。
見込み客が必ずしも収益に直結するとは限りませんが、自社商品やサービスを購入してくれる可能性の高いユーザーの獲得は、企業の収益性を高めるうえで重要です。
見込み客を獲得して企業の収益性を高めたい方は、離脱防止ポップアップの利用を検討してみてください。
ユーザーの離脱を防ぎコンバージョンにつなげる離脱防止ポップアップ「サイトリード」
離脱防止ポップアップを利用するデメリット
メリットの多い離脱防止ポップアップですが、以下のデメリットもあります。
- ツールの導入に費用がかかる
- ユーザーのストレスになる可能性がある
メリットだけでなくデメリットも考慮したうえで、導入するか検討してみてください。
ツールの導入に費用がかかる
離脱防止ポップアップツールを導入すると費用がかかります。
仮にコンバージョン率が向上しても、ツールの費用対効果と合わなければ損失が発生する可能性があります。
そのため、自社の売上目標や予算を考慮したうえで、ツールを導入するか決めましょう。
ユーザーのストレスになる可能性がある
ポップアップが過剰に表示されると、ユーザーにとって大きなストレスになります。
ユーザーにとってメリットのないポップアップ表示や、ポップアップの出現頻度が多すぎるとストレスを感じ、すぐに離脱されるでしょう。
すぐに離脱されれば商品やサービスを売るチャンスを逃し、コンバージョン率が下がります。
そのため、ポップアップを設定する際には、ポップアップの内容や表示するタイミングを適切に設定することが重要です。
おすすめの離脱防止ポップアップツール4選
ここでは、おすすめの離脱防止ポップアップツールを紹介します。
- サイトリード
- KARTE
- Sprocket
- Flipdesk
1つずつ見ていきましょう。
1.サイトリード
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出典:サイトリード
運営会社 | 株式会社N1テクノロジーズ |
料金 | ・フリー:無料 |
契約期間 | 1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・年間から選択可能 |
導入実績 | 4,000社以上 |
特徴 | ・離脱防止ポップアップを搭載 |
「サイトリード」は、離脱防止ポップアップを搭載したWebツールです。
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離脱防止ポップアップを活用してユーザーの離脱を防げるだけでなく、Webサイト内でのユーザーの行動を可視化できる3種類のヒートマップも搭載されています。
ユーザーの詳細な行動を分析できるため、Webサイトを改善する際に役立ちます。
ヒートマップツールを導入していないと「いつも決まった箇所で読者が離脱している」といった損失に気づけません。
本来であればコンバージョンにつながったはずのアクセスを捨てていることになるため、Webサイトに投資してきた資金や時間を捨てているのと同じです。
損失を防ぎたい方は、離脱防止ポップアップだけでなくヒートマップも搭載しているサイトリードのご利用を検討してみてください。
2.KARTE(カルテ)
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出典:KARTE
運営会社 | 株式会社プレイド |
料金 | 要問合せ |
契約期間 | - |
導入実績 | リクルート・三菱UFJ銀行・集英社など |
特徴 | ・顧客を深く直感的に理解し、心地良い体験を生み出す |
「KARTE」は、顧客一人ひとりの状況に合わせたコミュニケーションを提供しているCXプラットフォームです。
離脱防止ポップアップ以外にも、チャットユーザーのデータ可視化・ABテストなど、多くの機能を搭載しています。
カスタマーサクセス担当からの支援もあるため、Webツールに慣れていない方でも安心して利用できます。
3.Sprocket(スプロケット)
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出典:Sprocket
運営会社 | 株式会社Sprocket |
料金 | 要問合せ |
契約期間 | 1年 |
導入実績 | パナソニック・すかいらーく・花王など |
特徴 | ・平均CVR改善率148.3% |
「Sprocket」は平均CVR改善率148.3%と、CVR改善において実績のあるプラットフォームです。
データを収集・活用することで顧客を深く理解し、最適なコミュニケーションを実現できます。
また、ユーザーの行動データを分析し、最適なタイミングでWebサイト上にポップアップを表示することで、コンバージョンにつなげます。検証・改善などの運用代行もあり、サービスが充実している点も魅力です。
4.Flipdesk(フリップデスク)
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出典:Flipdesk
運営会社 | 株式会社フリップデスク |
料金 | 月額55,000円 |
契約期間 | 3ヵ月 |
導入実績 | 導入実績1,400社・1,800サイト以上 |
特徴 | ・3種類のポップアップが利用可能 |
「Flipdesk」は、ユーザーに応じた販促と接客を展開できるWeb接客ツールです。
ユーザーの行動データを収集・蓄積し、各ユーザーに合わせて最適な接客を提供できる点が魅力です。
ポップアップは3種類が利用可能で、Webサイトやターゲットに応じて柔軟に変更できます。
離脱防止ポップアップの効果的な使い方【離脱を防いでCVRアップ】
最後に、離脱防止ポップアップの効果的な使い方を解説します。
- Webサイト離脱時に表示
- 一定の時間経過で表示
- カート離脱時に表示
自社で離脱防止ポップアップを導入するかの判断材料にしてみてください。
Webサイト離脱時に表示
ユーザーがWebサイト離脱時にポップアップを表示することで、離脱を防止する方法があります。
ブラウザバックされた瞬間にポップアップを表示することで、離脱を防ぐ効果が期待できます。
一定の時間経過で表示
一定の時間が経過したあとにポップアップを表示するのも、離脱を防ぐのに効果的です。一定時間ページに滞在しているということは、ユーザーが商品やサービスに興味をもっている可能性が高いと考えられるからです。
そこで、ユーザーの購買意欲を高めるためにポップアップを表示します。
ただし、ポップアップを表示するまでの時間が短すぎるとユーザーに不快感を与えかねないため、注意が必要です。
表示するのに最適なタイミングを知るには、ABテストの実施をおすすめします。
ABテストは、以下の記事で確認できます。
関連記事:ABテストとは?メリット・デメリット、やり方やおすすめのツールを紹介
カート離脱時に表示
カート離脱時に離脱防止ポップアップを表示することで、ECサイトの課題であるカゴ落ちを防ぐ効果があります。
カートまで進んでいるユーザーは商品を購入する意欲が高いので、離脱されてはもったいないです。
そこで、離脱時にポップアップを表示して離脱を防ぎます。
例えば、5%OFFクーポンやお得なクロスセルの情報などをポップアップで伝えます。
コンバージョン率を高めるためにも、カート離脱時にポップアップを表示してユーザーの離脱を防ぎましょう。
まとめ:離脱防止ポップアップを導入して離脱を防ごう!
おすすめの離脱防止ポップアップツールや、導入するメリット・デメリットなどを解説しました。
離脱防止ポップアップを導入すれば、以下のメリットがあります。
- ユーザーの離脱を防げる
- カゴ落ちを防ぎやすくなる
- コンバージョン率・売上の向上が期待できる
- サイト回遊率の向上につながる
- SEO効果が向上する可能性がある
- クロスセルを実行しやすい
ユーザーの離脱を防いでページ滞在時間を増やすことで、コンバージョン率の向上が期待できます。
本記事の内容を参考にして、離脱防止ポップアップを導入するか検討してみてください。
コンバージョン率を高めたい方は、ヒートマップツールの利用もおすすめです。
ヒートマップツールを導入していないと「いつも決まった箇所で読者が離脱している」といった損失に気づけません。
コンバージョンにつながったはずのアクセスを捨てていることになるため、Webサイトに投資してきた資金や時間をロスします。
損失を防ぎたい方は、ヒートマップツールを導入しましょう。
おすすめのヒートマップツールは以下の記事で紹介しているため、参考にしてみてください。