検索ボリュームの調べ方
検索ボリュームを調べるには、ツールを使います。
必ずしも有料ツールである必要はなく、以下の無料ツールでも検索ボリュームを調べることは可能です。
- GetKeyword
- ruri-co
- aramakijake.jp
- Ubersuggest
- Googleキーワードプランナー
無料ツールの多くは検索の回数制限があるので、回数制限に抵抗があるなら、有料契約して利用するのがよいでしょう。
GetKeyword
「GeyKeyword」は、無料で使えるSEOキーワードツールです。
関連ワードを取得できるだけでなく、正確な検索ボリュームやSEO難易度までチェックできます。
また、キーワードをコピーできる機能があるので、スプレッドシートやエクセルにキーワードを貼り付けて利用できるメリットもあります。
ruri-co
「ruri-co」は、CROCO株式会社が運営しているキーワード調査ツールです。
類似率の高いキーワードを調査できて、正確な検索ボリュームも確認できます。
ruri-coのすごいところは、無料ツールにもかかわらず「回数無制限」であることです。
回数に制限がないので、調査したいキーワードの検索ボリュームを好きなだけ調べられます。
aramakijake.jp
「aramakijake.jp」は、GoogleとYahoo!の検索ボリュームを調査できるツールです。
使い方は簡単で、検索窓に調べたいキーワードを入力し、チェックボタンを押すだけです。
検索ボリュームを調べられるだけでなく、1~50位の「月間検索アクセス予測数」まで調べられます。
Ubersuggest
「Ubersuggest」は、サジェストキーワードや被リンクの獲得数などを調査できるツールで、検索ボリュームも調べられます。
多機能で利便性の高いツールですが、無料版だと回数制限があり、1日3回までしか検索できません。
回数無制限で利用したい方は、有料契約するとよいでしょう。
Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」は、Googleが提供しているキーワード調査ツールです。
検索ボリュームや競合性・入札単価などを調べられます。
無料で利用できるのは大きなメリットですが、正確な検索ボリュームがわからないというデメリットもあります。
具体的には、月間平均検索ボリュームが「100~1000」「1000~1万」など、ざっくりとした数字しかわかりません。
そのため、正確な検索ボリュームを知りたい方は、Google広告に出稿する必要があります。
検索ボリュームの目安
検索ボリュームの目安は、下記のとおりです。
検索ボリュームの目安 | キーワードの種類 |
1,000回未満 | ロングテールキーワード |
1,000~10,000回 | ミドルキーワード |
10,000回以上 | ビッグキーワード |
検索ボリュームが1,000回未満であれば少なく、10,000回以上であれば多いといえます。
SEOにおける検索ボリュームの重要性
SEOにおいて、検索ボリュームを調査することは重要です。
前述したように、検索ボリュームが多く競合の強いキーワードは、ブログ初心者では手も足も出ないからです。
逆に、検索ボリュームが0で、ほぼ検索されていないキーワードで検索上位を取っても、ほとんどアクセスは増えません。
つまり、検索ボリュームが多すぎたり少なすぎたりするキーワードは、狙うべきではありません。
検索ボリュームを使ったキーワード選定方法
ここでは検索ボリュームを使ったキーワード選定方法について解説します。
- ビッグキーワードを決める
- ミドルキーワードを決める
- ロングテールキーワードを検索する
- ロングテールキーワードを選定する
手順1:ビッグキーワードを決める
ビッグキーワードについて明確な定義はありませんが、目安としては検索ボリュームが1万以上、1~2語のキーワードを選びましょう。
例えば、ブログで上位表示を狙うなら「ブログ 始め方」、SEOで上位表示を狙うなら「SEO」というビッグキーワードが考えられます。
以下はGetKeywordで「ブログ 始め方」と検索した結果です。
「ブログ 始め方」の検索ボリュームは14,800あるので、ビッグキーワードだといえるでしょう。
手順2:ミドルキーワードを決める
ビッグキーワードを決めたら、次はミドルキーワードを決めます。
一例として「Wordpress ブログ 始め方」を選んだと想定して、次に進みます。
手順3:ロングテールキーワードを検索する
ミドルキーワードを決めたら、ロングテールキーワードを検索します。
以下は「Wordpress ブログ 始め方」で検索した結果です。
ロングテールキーワードは膨大な量になるので、すべて執筆するのは大変です。
必ず選定し、キーワードの取捨選択をおこないましょう。
手順4:ロングテールキーワードを選定する
検索したロングテールキーワードを選定します。
検索ボリュームや競合性を考慮して、書けそうなロングテールキーワードを決めましょう。
ロングテールキーワードを決める際には、下記の基準で決めるのがおすすめです。
・競合性が低いキーワード
・検索ボリュームが10以上のキーワード
まとめ
検索ボリュームの調べ方や、無料で調べられるツールなどを解説しました。
検索ボリュームを無料で調べられるツールは、下記のとおりです。
- GetKeyword
- ruri-co
- aramakijake.jp
- Ubersuggest
- Googleキーワードプランナー
今すぐ無料で使えるので、気になる方は試しに使ってみてください。