GA4と連携できるABテストツール
GA4と連携できるABテストツールは以下の2つです。
- VWO
- AB Tasty
順番に解説していきます。
VWO(ブイダブリューオー)
運営会社 | 株式会社SHIFT |
料金 | 7万円/月(PROプラン) |
導入実績 | 世界6,000社・国内500社以上 |
特長 | ・自動でもっともコンバージョン率が高いデザインを選択 ・多変量テスト・セグメント設定などの機能も搭載 ・テスト可能ドメイン数・登録ユーザー数が無制限 |
「VWO」は、JavaScriptタグをWebサイトに埋め込むだけで、簡単にA/Bテストを開始できるツールです。
どのデザイン・レイアウトでコンバージョン率が1番高くなるかを自動計測してくれて便利です。
また、テスト可能ドメイン数や登録ユーザー数が無制限なのもうれしいポイント。
VWOとGA4を連携すると、VWOで作ったテストページごとに解析データを見れます。
AB Tasty(エービーテイスティ)
運営会社 | 株式会社ギャプライズ |
料金 | 要問い合わせ |
導入実績 | 900社以上 |
特長 | ・ノーコードでABテスト作成可能 ・豊富なウィジェットを搭載 ・AIを活用したパーソナライゼーション |
「AB Tasty」は、株式会社ギャプライズが提供しているツールで、エンジニアリソースに頼らずにABテストを実施できます。
ABテストだけでなく、AIを活用したパーソナライゼーションや豊富なウィジェットも搭載しています。
ほぼコードを書かずに視覚的に魅力のあるページ構成を展開し、顧客体験を最適化することが可能です。
ABテストツール変更前の注意点
ABテストツール変更前の注意点を解説します。
- ABテストを実施する目的を見直す
- ABテストツールを導入する費用対効果を見直す
ABテストを実施する目的を見直す
まずは、ABテストを実施する目的を見直しましょう。
ABテストすること自体が目標となり、本来の目的である「Webサイトの収益化」からずれている可能性があるからです。
やみくもにABテストを実施してもあまり意味はなく、目的の達成に焦点を当てて実施することが大切です。
ABテストを実施する目的を見直したうえで、ツールを導入するか決めるとよいでしょう。
ABテストツールを導入する費用対効果を見直す
ABテストツールを導入する前に、費用対効果の見直しをしておくことをおすすめします。
というのも、Googleオプティマイズは無料で使えましたが、今回紹介したツールは有料です。
有料ツールを導入してでもABテストを実施する必要があるのか、慎重に検討すると良いでしょう。
検討する際の判断材料としては、Googleオプティマイズを使っていたときの効果を見直すのがおすすめです。
Googleオプティマイズを使っていてもあまり効果がなかった場合、有料ツールを導入したところで望む成果を出せるのかわかりません。
ABテストを実施してあまり効果がなければ、ほかのツールを導入したほうがよほど成果が出る可能性もあります。
そのため、ABテストツールを導入する前に、費用対効果を見直すことをおすすめします。
GA4とABテストを連携するメリット
最後に、GA4とABテストを連携するメリットを解説します。
連携するメリットは、GA4でABテストのデータを確認できることです。
GA4でデータを一元管理したい方にとっては、GA4とABテストを連携するメリットがあるといえるでしょう。
反対に「GA4で一元管理できなくてもいい」という方は、必ずしもGA4と連携できるツールにこだわる必要はないと思います。
Googleオプティマイズの代替ツールを導入するかは慎重に決めよう!
Googleオプティマイズの代替となるABテストツールを紹介しました。
ツールを導入する前に、ABテストを実施する目的や費用対効果を見直すと良いでしょう。
Googleオプティマイズは無料で使えたものの、今回紹介したツールは無料で利用できません。
「導入したはいいけど費用対効果に見合わない」では、もったいないです。
この記事の内容を参考にして、GA4と連携できるABテストの導入を検討してみてください。