GA4で自社IPアドレスを除外設定する5つの手順
GA4でIPアドレスを除外設定する手順は以下のとおりです。
- 「データストリーム」を選択する
- 「タグ設定を行う」を選択する
- 「内部トラフィックの定義」を選択する
- 内部トラフィックの定義を設定する
- フィルタを有効にする
順番に解説していきます。
手順1：「データストリーム」を選択する
まず左下メニューにある「管理」をクリックし「データストリーム」を選んでください。
手順2：「タグ設定を行う」を選択する
次に、IPアドレスを除外設定したいデータストリームを選択し「タグ設定」をクリックします。
手順3：「内部トラフィックの定義」を選択する
タグ設定をクリックしたら「内部トラフィックの定義」を選んでください。
続いて、右上にある「作成」をクリックします。
手順4：内部トラフィックの定義を設定する
作成をクリックすると以下の画面が表示されるので、内部トラフィックの定義を設定しましょう。
定義の設定が完了したら、右上にある「作成」をクリックします。
手順5：フィルタを有効にする
定義を設定したら管理画面に戻り「データフィルタ」を選んでください。
次に、表示された内部トラフィックをクリックし「フィルタの状態」を有効にします。
有効にしたら、右上にある「保存」をクリックしてください。
これでIPアドレスの除外設定は完了です。
IPアドレス除外設定を確認する方法
IPアドレスの除外設定を完了したら、正しく除外されるかを確認しましょう。
確認するには、左メニューから「レポート」を選択し「リアルタイム」をクリックしてください。
次に、除外設定したIPアドレスに接続している状態で、自社サイトにアクセスしてください。
リアルタイムレポートに自社IPアドレスからのデータが表示されなければ、IP除外設定は正しく機能しています。
「自社のアクセスがカウントされる」という方は、まだ除外設定が反映されていない可能性があります。
Googleアナリティクスでは、24～48 時間のデータ処理の遅延が考慮されているので、2日ほど時間を置いてから確認してみてください。
参考：アナリティクスヘルプ｜ [GA4] データの更新頻度
GA4でIP除外設定ができなかった場合の対処法
IPアドレスは「IPv4」「IPv6」主に2つがあります。
IPアドレスを除外設定しても正しく機能しない場合、設定したIPアドレスと違うIPアドレスを使ってインターネットに接続している可能性があります。
上記が原因で正しく機能しないのであれば、設定していないほうのIPアドレスを追加すれば解決します。
次で、 IPv4アドレスで除外設定できなかった場合の対処法を解説します。
IPv4アドレスで除外できなかった場合
IPv6アドレスを追加します。
まず「管理」→「データストリーム」→「タグ設定を行う」→「内部トラフィックの定義」を選択してください。
続いて、マッチタイプに「IPアドレスが次から始まる」を選び、値にIPv6アドレスを入力します。
入力するIPv6アドレスは、冒頭4つの区切りまでの数字を入力してください。
内部トラフィックの定義が完成したら、右上にある「作成」をクリックします。
これでIPv6アドレスの追加は完了です。
まとめ
自社のIPアドレスを除外する方法を解説しました。
正確なデータ計測をおこなうためには、自社のアクセスを防ぐIP除外設定は欠かせません。
IP除外設定はとても簡単で、早ければ5分、GA4の扱いに慣れていない方でも10分程度で終わるでしょう。
この記事の内容を参考にして、ぜひIPアドレスの除外設定をしてみてください。