ヒートマップツールの選び方3つのポイント
ヒートマップツールを紹介する前に、選び方を解説します。
- 必要な機能で選ぶ
- サポートの充実度で選ぶ
- 費用対効果で選ぶ
「選び方はいいから、早くおすすめのヒートマップツールが知りたい」という方は「おすすめのヒートマップツール11選」にお進みください。
1.必要な機能で選ぶ
ヒートマップツールを選ぶ際は、以下5つのヒートマップが搭載されているかを確認しましょう。
ヒートマップの種類 | 可視化できる情報 | 備考 |
---|---|---|
アテンションヒートマップ | ページ内の滞在時間 | - |
スクロールヒートマップ | ユーザーがページをスクロールしたエリア | - |
クリックヒートマップ | ユーザーがページ内でクリックしたエリア | - |
マウスフローヒートマップ | ページ上でのマウスポインターの動き | PCのみ |
タッチアクションヒートマップ | 画面上でのタッチ・スクロールの軌跡 | スマートフォン・タブレットのみ |
「自社のWebサイト改善に必要なヒートマップはあるのか」を検討することで、自社のWebサイトに合うツールを見つけやすくなります。
また、ヒートマップツールを選ぶ際には、ツールごとの拡張機能も比較しましょう。
特に注目すべき機能は以下の2つです。
- セグメンテーション機能
- A/Bテスト機能
セグメンテーション機能
セグメンテーション機能とは、年齢や性別などの属性ごとにユーザーを分類して、訪問時の行動を表示できる機能を指します。
この機能を使うと「コンバージョンしたユーザー」と「コンバージョンしなかったユーザー」の間で、どのような行動の違いがあるのかを分析できます。
A/Bテスト機能
A/Bテスト機能は、異なるデザインやコンテンツ配置のバージョン同士でユーザーの行動を比較分析できる機能です。
A/Bテスト機能を活用することで、コンバージョンの増加につながる最適なページデザインやコンテンツ配置を見つけ出し、Webサイトの収益性を高められます。
2.サポートの充実度で選ぶ
スムーズにヒートマップツールを導入するためにも、サポートの充実度も考慮して選びましょう。
選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- カスタマーサポートの対応方法
- マニュアルの有無
- マニュアルの言語
- 導入サポートの有無
企業によってカスタマーサポートの対応方法は異なります。電話対応を希望しているのに、メールやチャットしか対応していない企業もあります。
ヒートマップツールを導入する前に、対応方法を確認しておきましょう。
また、マニュアルのあるヒートマップツールを選ぶだけでなく、日本語に対応しているかを確認してみてください。
「自分で導入できるか自信がない…」という方は、導入サポートのあるヒートマップツールを選ぶと安心です。
3.費用対効果で選ぶ
せっかくヒートマップツールを導入しても、収益よりも利用料金のほうが高いと赤字になります。
そのため、費用対効果でヒートマップツールを選びましょう。
サイトリードは「コスパNo.1のヒートマップツール」と、費用対効果を重視するお客様から高い評価を得ています。
1,000PV未満のWebサイトであれば、無料でご利用いただけます。この機会にサイトリードを無料で利用してみてください。
おすすめのヒートマップツール11選【比較表あり】
おすすめのヒートマップツールを比較表でまとめました。
ツール名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
サイトリード | ・フリー:無料 ・ベーシック:1,188円/月 ・マスター:3,588円/月 ・エンタープライズ:5,880円/月 | ・3種類のヒートマップを搭載 ・離脱防止ポップアップを搭載 ・タグを設置するだけで利用可能 ・シンプルでわかりやすい操作性 |
Mouseflow | ・ベーシック:月額0円 ・サポート PLUS:20,000円~/月 ・データ・コンサルPLUS:要問合せ | ・5種類のヒートマップを搭載 ・レコーディング機能を搭載 ・5つの機能で問題点を明確化 |
User Insight | 要問合せ | ・12種類のヒートマップでユーザー行動を可視化 ・ABテスト機能を搭載 ・AIがWeb担当者の業務を効率化 |
Ptengine | 月額6,578円 ※無料プランあり | ・多機能なヒートマップ ・サイト解析やA/Bテストをノーコードで利用可能 ・サイトのパフォーマンスをリアルタイムで把握 |
ミエルカヒートマップ | ・無料:0円 ・ミニマム:10,780円/月 ・ビジネス:21,780円/月 ・ファースト:54,780円/月 | ・ヒートマップでページ内の課題を見える化 ・ポップアップ・競合広告分析機能などを搭載 ・期間比較機能で改善前後の効果を分析 |
Sprocket | 要問合せ | ・コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーとの違いを比較して検証可能 ・平均CVR改善率146.7% ・専任のコンサルタントをアサイン |
Contentsquare | ・Free:無料 ・Growth:約7,479円 ・Pro:要問合せ | ・ヒートマップでユーザーがクリックした箇所やスクロールした場所を把握 ・AIが最適なアクションを案内 ・Eコマースの収益を測定、拡大 |
SiTest | ・フリー:無料 ・エンタープライズ:要問合せ ・UI/UXコンサルティング:要問合せ | ・4種類のヒートマップを搭載 ・ヒートマップ解析・定量分析を深堀りする比較機能を搭載 ・A/BテストやEFOも可能 |
crazyegg | ・Plus:約15,080円/月 ・Pro:約37,931円/月 ・Enterprise:76,020円/月 | ・スクロールマップや紙吹雪マップなどを搭載 ・録画機能を活用してユーザーの行動を詳細に分析 ・A/Bテストやポップアップも利用可能 |
UxCam | ・プレミアム:1,293,600円/年 ・エンタープライズ:要問合せ | ・アプリのユーザーエクスペリエンスを最適化 ・リプレイ動画でユーザーの行動を分析 ・詳細なユーザーアクションを自動でキャプチャ |
Beusable | 要問合せ | ・Webサイト内でのユーザーの行動をデータに基づき分析し、誰でもわかりやすいヒートマップ情報で可視化 ・流入経路ごとに異なるユーザー行動を比較 ・数回のクリックでA/Bテストを実施可能 |
ヒートマップツールをお探しの方は、参考にしてみてください。
1.サイトリード
出典:サイトリード
運営会社 | 株式会社N1テクノロジーズ |
料金(税込) | ・フリー:無料 ・ベーシック:1,188円/月 ・マスター:3,588円/月 ・エンタープライズ:5,880円/月 |
導入実績 | 4,000件以上 |
最低契約期間 | なし |
導入サポート | あり |
特徴 | ・3種類のヒートマップを搭載 ・離脱防止ポップアップを搭載 ・タグを設置するだけで利用可能 ・シンプルでわかりやすい操作性 |
「サイトリード」は、3種類のヒートマップを搭載したツールです。
詳細なユーザー行動を把握できるため「CTAがクリックされない」「訪問した読者がすぐに帰ってしまう」などのWebサイトの課題を簡単に見つけられます。
見つけた課題を解決すれば、アクセスや売上の増加につながります。
サイトリードの強みは、業界最安値水準の料金設定です。
1,000PV未満のWebサイトであれば無料、有料プランでも月額1,188円から利用できます。
「試しにヒートマップを使ってみたい」「低価格でヒートマップツールを利用したい」という方におすすめです。
2.Mouseflow(マウスフロー)
出典:Mouseflow
運営会社 | 株式会社APOLLO11 |
料金 ※税込料金は要問合せ | ・ベーシック:月額0円 ・サポート PLUS:20,000円~/月 ・データ・コンサルPLUS:要問合せ |
導入実績 | 210,000社以上 |
最低契約期間 | 月間か年間(データ・コンサルPLUS・エンタープライズの場合は年間のみ) |
導入サポート | あり |
特徴 | ・5種類のヒートマップを搭載 ・レコーディング機能を搭載 ・5つの機能で問題点を明確化 |
「Mouseflow」は、株式会社APOLLO11が提供しているヒートマップツールです。
5種類のヒートマップを利用できるだけでなく、ユーザーの行動を録画できる「レコーディング機能」を搭載しています。
ユーザーの行動をより詳細に把握したいときに便利な機能です。
3.User Insight(ユーザーインサイト)
出典:User Insight
運営会社 | 株式会社ユーザーローカル |
料金 | 要問合せ |
導入実績 | ゆうちょ銀行・Panasonic・SEGA など |
最低契約期間 | 記載なし |
導入サポート | あり |
特徴 | ・12種類のヒートマップでユーザー行動を可視化 ・ABテスト機能を搭載 ・AIがWeb担当者の業務を効率化 |
User Insightは、株式会社ユーザーローカルが提供しているヒートマップツールです。
12種類と豊富なヒートマップを活用することで、ユーザー行動を詳細に分析できます。
また、PVや訪問者数などのサイト全体の分析、ABテストなども実施可能です。機能の豊富さを活かして、Webサイトの改善に着手できます。
4.Ptengine(ピーティーエンジン)
出典:Ptengine
運営会社 | 株式会社Ptmind |
料金(税込) | 月額6,578円 ※無料プランあり |
導入実績 | CASIO・ライザップ・ビズリーチ など |
最低契約期間 | 月払いと年払いから選択可能 |
導入サポート | あり |
特徴 | ・多機能なヒートマップ ・サイト解析やA/Bテストをノーコードで利用可能 ・サイトのパフォーマンスをリアルタイムで把握 |
「Ptengine」は、多機能なヒートマップを搭載している点が特徴のヒートマップツールです。
具体的には「複数ヒートマップの横並べ比較」「要素ごとのコンバージョン貢献度」などを確認できます。
ヒートマップが充実しているだけでなく、サイト解析やA/Bテストなどの機能もタグ1つ設置するだけで利用できます。
5.ミエルカヒートマップ
出典:ミエルカヒートマップ
運営会社 | 株式会社Faber Company |
料金(税込) | ・無料:0円 ・ミニマム:10,780円/月 ・ビジネス:21,780円/月 ・ファースト:54,780円/月 |
導入実績 | 1,300社以上 |
最低契約期間 | 6ヵ月か12ヵ月 |
導入サポート | あり |
特徴 | ・ヒートマップでページ内の課題を見える化 ・ポップアップ・競合広告分析機能などを搭載 ・期間比較機能で改善前後の効果を分析 |
「ミエルカヒートマップ」は、株式会社Faber Companyが提供しているヒートマップツールです。
ヒートマップでページ内の課題を見える化することで、Webサイトの改善点を見つけられます。
Webサイトを改善する機能だけでなくポップアップ・競合広告分析機能などを搭載しており、多機能な点が強みのツールです。
6.Sprocket(スプロケット)
出典:Sprocket
運営会社 | 株式会社Sprocket |
料金 | 要問合せ |
導入実績 | LIXIL・銀のさら・花王 など |
最低契約期間 | 1年 |
導入サポート | あり |
特徴 | ・コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーとの違いを比較して検証可能 ・平均CVR改善率146.7% ・専任のコンサルタントをアサイン |
「Sprocket」は、株式会社Sprocketが提供しているヒートマップツールです。
ユーザーが熟読している箇所や離脱してしまったポイント、どこをクリックしたかを可視化。
平均CVR改善率148.3%と、CVR改善において実績がある点が強みです。
また、A/Bテストや施策運用の知見を深めたコンサルタントを専任でアサインしてくれます。
Sprocket独自のメソッドに基づいたコンサルティングを提供することで、安定して高品質なサービスを受けられます。
7.Contentsquare(コンテンツスクエア)
運営会社 | Contentsquare |
料金 ※税込料金は要問合せ | ・Free:無料 ・Growth:約7,479円 ・Pro:要問合せ |
導入実績 | 130万以上のWebサイトやアプリで使用 |
最低契約期間 | - |
導入サポート | - |
特徴 | ・ヒートマップでユーザーがクリックした箇所やスクロールした場所を把握 ・AIが最適なアクションを案内 ・Eコマースの収益を測定、拡大 |
「Contentsquare」は、130万以上のWebサイトやアプリで使用されているヒートマップツールです。
ユーザーがクリックした箇所やスクロールした場所を把握できるだけでなく、AIが最適なアクションを案内してくれます。
具体的にはデータを自動でキャプチャして理解し、何が起きているのか、なぜ起きているのかを明らかにし、ツール利用者に最適なアクションを案内します。
8.SiTest(サイテスト)
出典:SiTest
運営会社 | 株式会社グラッドキューブ |
料金 ※税込料金は要問合せ | ・フリー:無料 ・エンタープライズ:要問合せ ・UI/UXコンサルティング:要問合せ |
導入実績 | LION・アヴァンス法律事務所・サイバー大学 など |
最低契約期間 | 原則3ヵ月 |
導入サポート | あり |
特徴 | ・4種類のヒートマップを搭載 ・ヒートマップ解析・定量分析を深堀りする比較機能を搭載 ・A/BテストやEFOも可能 |
「SiTest」は、株式会社グラッドキューブが提供しているヒートマップツールです。
4種類のヒートマップを搭載しており、ヒートマップ解析・定量分析を深堀りする比較機能も利用できます。
また、Webサイトの改善において重要なA/BテストやEFOも実施可能です。
9.crazyegg(クレイジーエッグ)
出典:crazyegg
運営会社 | クレイジーエッグ株式会社 |
料金 ※税込料金は要問合せ | ・Plus:約15,080円/月 ・Pro:約37,931円/月 ・Enterprise:76,020円/月 |
導入実績 | 400,000以上のWebサイトが利用 |
最低契約期間 | - |
導入サポート | - |
特徴 | ・スクロールマップや紙吹雪マップなどを搭載 ・録画機能を活用してユーザーの行動を詳細に分析 ・A/Bテストやポップアップも利用可能 |
「crazyegg」は、スクロールマップや紙吹雪マップなどのヒートマップを搭載しています。
録画機能もあるため、ユーザーがWebサイトで行き詰まっている状況を確認し、その理由を分析できます。
10.UxCam(ユーエックスカム)
出典:UxCam
運営会社 | UXCam |
料金(税込) | ・プレミアム:1,293,600円/年 ・エンタープライズ:要問合せ |
導入実績 | - |
最低契約期間 | - |
導入サポート | - |
特徴 | ・アプリのユーザーエクスペリエンスを最適化 ・リプレイ動画でユーザーの行動を分析 ・詳細なユーザーアクションを自動でキャプチャ |
「UxCam」は、アプリのユーザーエクスペリエンス(製品やサービスを通じて得られる体験)を最適化できるヒートマップツールです。
色の濃淡やリプレイ動画などでユーザーの行動データを可視化できるため、アプリ分析に慣れていない方でも、直感的に各ページの問題点を把握できます。
アプリを改善したい方におすすめのヒートマップツールです。
11.Beusable(ビューザブル)
出典:Beusable
運営会社 | 株式会社ビューザブル |
料金 ※税込料金は要問合せ | 要問合せ |
導入実績 | - |
最低契約期間 | - |
導入サポート | - |
特徴 | ・Webサイト内でのユーザーの行動をデータに基づき分析し、誰でもわかりやすいヒートマップ情報で可視化 ・流入経路ごとに異なるユーザー行動を比較 ・数回のクリックでA/Bテストを実施可能 |
「Beusable」は、株式会社ビューザブルが提供しているヒートマップツールです。
Webサイト内でのユーザーの行動をデータに基づき分析し、誰でもわかりやすいヒートマップ情報で可視化します。
また、Google検索やFacebookなどの異なる流入経路ごとにユーザー行動を比較できます。
ヒートマップツールを導入してWebサイトを改善しよう!
おすすめのヒートマップツールを11個紹介しました。
無料プランや無料トライアルなどを実施している企業も多いため、ヒートマップツールに興味のある方は試しに利用してみてください。
ヒートマップツールを導入していないと「いつも決まった箇所で読者が離脱している」といった損失に気づけません。
本来であればコンバージョンにつながったはずのアクセスを捨てていることになるため、Webサイトに投資してきた資金や時間を捨てているのと同じです。
損失を防ぎたい方は、ヒートマップツールを導入しましょう。
「試しにヒートマップを使ってみたい」「低価格でヒートマップツールを利用したい」という方には、サイトリードがおすすめです。