GA4のおすすめの勉強方法【初心者向け】
GA4のおすすめの勉強方法は下記のとおりです。
- 本
- 動画
- Webサイト
- セミナー
ひとつずつ解説していきます。
本
おすすめの勉強方法のひとつは本です。
動画やWebサイトなどでもGA4について解説しているものの、本と比べると質にバラツキがあります。
そのため、学習において質を重視する方は本がおすすめです。
おすすめの本は「Googleアナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本」です。
Web解析の第一人者である「小川卓」さんの著作で、GA4の情報が体系的にまとめられています。
本が非常に分厚く、527ページもあるので、この一冊でGA4について重要なことはほぼ網羅されています。
またGA4の操作画面が載っているので、実際に操作してみる際にもわかりやすいです。
本で勉強したい方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
本で勉強するメリット・デメリット
GA4を本で勉強するメリットは下記のとおりです。
- コストパフォーマンスが高い
- 内容の信憑性が高い
- 体系的に学習できる
- 好きなときに好きな場所で勉強できる
体系化された専門性の高い情報を数千円で学べるので、コスパが抜群です。
また、ネットの情報と比べると信憑性も高い点も魅力です。
反対に、本で勉強すると以下のようなデメリットがあります。
- 本を購入する費用がかかる
- 情報が古いものもある
- 分厚い本だと持ち運びが不便
基本的に本を読むには、費用が発生します。
また、出版された本はWebサイトのように情報を更新できないので、情報が古くなっている可能性があります。
そのため、本を購入する際には情報が古くなっていないかを確認してから購入しましょう。
動画
本で勉強するのもおすすめですが、テキストを読むのが苦手な方も多いでしょう。
そんな方は、動画で勉強するのもおすすめです。
おすすめのYouTubeチャンネルを以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
おすすめの動画 | おすすめポイント |
GA4の基礎知識から学べる初心者~中級者向けのチャンネル。初心者のためにわかりやすくかみ砕いて解説してくれる。 | |
GA4をほぼ触ったことのない超初心者向けのチャンネル。GA4の設定方法から基礎知識を解説してくれる。 |
動画で勉強するメリット・デメリット
動画で勉強すると、下記のようなメリットがあります。
- YouTubeなど無料で学べる動画もある
- 操作している様子を見られる
- 好きなときに好きな場所で見られる
- 映像や図解などを用いているので理解しやすい
YouTubeなどを利用すれば無料で学べるのは、大きなメリットです。
また動画の特徴として「操作している様子を見られる」という点があります。
テキスト情報だと操作がいまいちわからず、苦戦しがちです。一方、動画であれば実際に操作している様子を見られるので、わかりやすいです。
「本やネットで勉強しても、操作がいまいちわからない」という方は、動画を利用するとよいでしょう。
一方で、動画で勉強すると以下のようなデメリットもあります。
- 本と比べると信憑性が低い
- 質の低いコンテンツも少なくない
- オンライン接続が必須
動画は本と違い編集者がいないので、信憑性やコンテンツの質に問題がある場合があります。
もちろん、有益なコンテンツも数多くあるものの、なかには質のよくないコンテンツも少なくありません。
「どの動画を観ればいいのかわからない」という方は、先ほど紹介したチャンネルを視聴してみてください。
Webサイト
Webサイトで勉強する方法もあります。Webサイトであれば、無料かつすぐに情報が手に入る利点があります。
手軽にサクッと勉強したい方は、Webサイトもチェックしてみるとよいでしょう。
おすすめのWebサイトを以下の表にまとめたので、参考にしてください。
おすすめのWebサイト | おすすめポイント |
初心者向けにGA4の情報をまとめたサイト。画像や図解を用いて操作方法を解説している | |
GA4の操作方法について網羅されているGoogle公式サイト。中級者~上級者向け |
Webサイトで勉強するメリット・デメリット
Webサイトで勉強するメリットは下記のとおりです。
- 無料で勉強できる
- コンテンツ数が多い
- 最新の情報が多い
- 好きなときに好きな場所で勉強できる
本とは違い、無料で勉強できるのは魅力的です。
またコンテンツの数が多く、最新の情報も数多くあります。
反対に、下記のようなデメリットもあります。
- 本と比べて情報の信憑性が低い
- 情報の質にバラツキがある
- 情報の取捨選択が難しい
動画と同様に情報の質にバラツキがある点がデメリットです。
また、コンテンツ数が膨大にあるので情報の取捨選択が難しいです。
セミナー
GA4はセミナーでも勉強できます。
「こくちーず」で無料セミナーが開催されているので、セミナーに興味のある方は試しに参加してみるとよいでしょう。
セミナーで勉強するメリット・デメリット
セミナーで勉強すると、下記のようなメリットがあります。
- 対話を通して学べる
- 講師から直接フィードバックを受けられる
- 集中して学習できる環境が用意されている
これまでの勉強法と大きく違うのは、講師や受講生などと対話を通して学べる点です。
講師に疑問点を質問すれば、すぐにでもフィードバックを得られる点が魅力です。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 基本的に費用が発生する
- 高額なセミナーも存在する
- 時間と場所に制約がある
- セミナーの質にバラツキがある
- 個々の学習スタイルに合わせにくい
セミナーも数多くあり、無料のものもあれば、数10万円もするセミナーもあります。
「高額であるほど質がいい」とは断定できないので、どのセミナーを受講するかは慎重に検討するとよいでしょう。
信頼できる情報を得たい方は、本で勉強するとよいでしょう。
GA4の使い方を習得する3つのコツ
最後に、GA4の使い方を習得するコツを解説します。
- GA4を勉強しながら使ってみる
- 専門用語を理解することに努める
- GA4を使ってWebサイトの検証・改善をしてみる
GA4を勉強しながら使ってみる
GA4に限らず、本や動画などで勉強するだけでは、習得するのに時間がかかります。
学習定着率を考えるのに参考になるのが「ラーニングピラミッド」です。
本や動画で勉強するだけでは、10~20%程度です。
一方で、実践すると75%と大きな違いがあるのがわかります。
GA4の使い方を早く習得するためにも、ぜひ勉強しながらGA4を使ってみてください。
専門用語を理解することに努める
GA4には数多くの専門用語があります。
例えば「セッション」「エンゲージメント」「スクロール数」などがあります。
上記の専門用語がわからないと、GA4で取得したデータが何を意味しているのかわかりません。
GA4を使えるようになるためにも、本や動画で専門用語を勉強してみてください。
GA4を使ってWebサイトの検証・改善をしてみる
前述したように、物事を習得するためには実践してみるのが手っ取り早いです。
そのため、本や動画で勉強した内容をWebサイトで試してみるのがおすすめです。
具体的には「WebサイトのPV数を調べてみる」「コンバージョンを設定して、どういう過程で収益が発生したか調べる」などがあります。
Webサイトをすでに運営している方は、ぜひGA4を使ってWebサイトを検証・改善してみてください。
まとめ:勉強したあとは実際に手を動かしてみよう!
GA4を勉強したあとは、実際に手を動かしましょう。
前述したように、学習効率を高めるには実践するか教えるのが最適です。
少しでも早くGA4の使い方を習得するためにも、勉強しつつ手を動かしてみてください。
そして、機会があれば習得した知識を部下や同僚などに教えてあげると、さらにGA4の理解が深まります。
GA4の使い方を学びたい方は、以下の記事を読んでみてください。初心者向けに、GA4の使い方を詳しく解説しています。