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GA4の初期設定9選!導入する手順からわかりやすく解説

「GA4の導入方法がわからない…」 「GA4でやっておくべき初期設定は?」 こういった疑問や悩みに応える記事です。 【この記事でわかること】 ・GA4(Googleアナリティクス4)とは ・GA4を導入する5つの手順 ・GA4で最低限やっておきたい初期設定9選 本記事では、GA4を導入する手順や、最低限設定しておきたい初期設定などを解説しています。 この記事を読めば、GA4で設定しておきたい初期設定をスムーズにおこなえます。 GA4の初期設定について詳しく知りたい方は、最後まで読んでみてください。

GA4(Googleアナリティクス4)とは

GA4(Googleアナリティクス4)とは、Googleが無料で提供しているWeb解析ツールです。

ユーザーの行動を分析できるだけでなく、ユーザーの住んでいる国や流入経路などがわかります。

【GA4でできること】

  • 数多くのデータを取得できる
  • 詳細なユーザー行動を把握できる
  • 自動計測により分析を時短できる
  • アプリのデータを計測できる
  • 機械学習を使った高度な分析ができる

次で、GA4を導入する手順を解説していきます。

GA4を導入する5つの手順

GA4を導入する手順は以下のとおりです。

  • 手順1:GA4のページにアクセスする
  • 手順2:アカウント情報を入力していく
  • 手順3:プロパティを設定する
  • 手順4:ビジネスの説明を入力する
  • 手順5:トラッキングコードを設定する

詳しくは以下の記事で解説しているので、GA4の導入をしていない方は参考にしてみてください。

参考:GA4とは?必要な初期設定や活用事例をわかりやすく解説!

GA4でやっておきたい初期設定9選

GA4でやっておきたい初期設定は以下のとおりです。

  1. 拡張計測機能イベントを設定する
  2. 自社IPアドレスを除外する
  3. クロスドメインを設定する
  4. データ保持期間を14ヵ月に設定する
  5. コンバージョンを設定する
  6. イベントを設定する
  7. Google広告と連携する
  8. Googleシグナルをオンにする
  9. Googleサーチコンソールと連携する

1つずつ解説していきます。

拡張計測機能イベントを設定する

拡張計測イベントは、自動計測のオンオフの切り替えができるイベントで、全7種類あります。

  • ページビュー数
  • スクロール数
  • サイト内検索
  • 離脱クリック
  • フォームの操作
  • 動画エンゲージメント
  • ファイルのダウンロード

拡張計測イベントを設定するには、左メニューにある「管理」をクリックし、データストリームを選択してください。

データストリームが表示されるので、設定したいデータストリーム名を選択します。

すると、以下の画面が表示されます。

右にある歯車マークをクリックすると、拡張計測イベントを設定できます。

おすすめのイベントは「スクロール数」です。

Webページの高さ「90%」までスクロールされると、イベントとしてカウントされます。

ユーザーが最後までWebページを読んでくれたかを把握できる便利な機能なので、オンにしておくと良いでしょう。

自社IPアドレスを除外する

自社や外注先などのアクセスを除外し、正確なアクセスを計測したい方は、自社IPアドレスを除外する設定をしておきましょう。

自社IPアドレスを除外する方法は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

参考:GA4で自社IPアドレスを除外設定するやり方を超わかりやすく解説!

クロスドメインを設定する

異なるドメイン間のユーザー行動を分析したい場合は、クロスドメインの設定をしておきましょう。

「管理」→「データストリーム」→「タグ設定を行う」を選択してください。

次に「ドメインの設定」を選択します。

集計対象となるドメインを登録すれば、設定は完了です。

データ保持期間を14ヵ月に設定する

データの保持期間は、デフォルトだと2ヵ月に設定されています。

あとでデータを見直す際に保持期間が長いほうが便利なので、データ保持期間を14ヵ月に設定しておくと良いでしょう。

設定を変更するには「管理」→「データの保持」を選択します。

最後に、データの保持期間を14ヵ月に変更し、保存をクリックしてください。

コンバージョンを設定する

分析したい成果目標のある方は、コンバージョンを設定しておきましょう。

設定しなくても成果が発生したことはわかりますが、正確に成果目標を把握したい場合は、コンバージョンを設定しておくことをおすすめします。

コンバージョンの設定方法は以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は参考にしてみてください。

参考:GA4のコンバージョン設定!設定方法や注意点を解説

イベントを設定する

GA4におけるイベントとは、Webサイトやアプリにアクセスしたユーザーの行動のことです。

イベントには先ほど解説した拡張計測機能イベントだけでなく、推奨イベントやカスタムイベントなどもあります。

イベントを追加すればさまざまなユーザー行動を分析できるので、自社の用途に合わせて追加すると良いでしょう。

イベントを設定する方法は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

参考:GA4のイベントとは?種類や設定方法などを徹底解説!

Google広告と連携する

Google広告を利用している場合は、GA4と連携しておくと良いでしょう。

Google広告のキャンペーンや費用などを、GA4で一元管理できるからです。

また、特定のWebページを閲覧したユーザーに向けて、Google広告を出稿することも可能です。

このように、GA4と連携することで、Google広告を効率よく利用できるようになります。

Googleシグナルをオンにする

GA4では、年齢や性別などのユーザー属性を表示できます。

しかし、デフォルトの状態では表示されないので、Googleシグナルをオンにする必要があります。

設定するには「管理」→「データの収集」を選択してください。

最後に「Googleシグナルのデータ収集」をオンにしてください。

Googleサーチコンソールと連携する

GA4とGoogleサーチコンソールを連携することで、1つのレポートで分析できるようになります。

GA4で一元管理したい方は、サーチコンソールとの連携を設定してみてください。

Googleサーチコンソールを連携させたい方は、以下の記事を読んでみてください。Googleサーチコンソールの連携方法について解説しています。

参考:GA4とサーチコンソールを簡単に連携する方法を解説!

GA4の初期設定まとめ

GA4で最低限やっておきたい初期設定は、以下のとおりです。

  • イベントを設定する
  • 拡張計測イベントを設定する
  • 参照元を除外する
  • 内部トラフィックを除外する
  • クロスドメインを設定する
  • データ保持期間を14ヵ月に設定する

GA4でスムーズにデータを取得するためにも、初期設定を済ませておきましょう。

GA4の使い方をより詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

参考:GA4の基本的な使い方を初心者向けに徹底解説!