GA4の年齢・性別を確認する方法
Googleシグナルを有効にすることで、年齢・性別を確認できるようになります。
最初に、GA4の左メニューにある「管理」を選択し「データの収集」をクリックしてください。

最後に「Googleシグナルのデータ収集」を有効にすると、年齢・性別を確認できるようになります。

設定したGA4の年齢・性別をレポートで確認
設定したGA4の年齢・性別は、レポートで確認できます。
左メニューから「レポート」を選択し「ユーザー属性の詳細」をクリックしてください。

「国」の右にある下向き三角マークをクリックすると、年齢・性別を確認できます。

ユーザー行動を詳細に分析できるツール「サイトリード」
サイトリードを詳しく見る
GA4の年齢・性別が表示されない場合の対処法
ここでは、GA4の年齢・性別が表示されない場合の対処法を紹介します。
- 24~48時間後に確認する
- PVを増やしてから再度確認する
前述した方法で年齢・性別が表示されない方は、参考にしてみてください。
24~48時間後に確認する
GA4の場合、データ処理に24~48 時間かかることがあります。
設定しても表示されないのは、まだデータ処理が完了していない可能性があります。
そのため、24~48時間後に改めて確認してみてください。
参考:アナリティクスヘルプ|[GA4] データの更新頻度
PVを増やしてから再度確認する
24~48時間後に確認しても年齢・性別が表示されない場合は、データ不足の可能性があります。
データ不足を解消するために、PVを増やしてから再度ご確認ください。
年齢・性別以外にしておきたいGA4の初期設定
年齢・性別以外にも、設定しておくと便利な初期設定があるため紹介します。
- データ保持期間を14ヵ月に設定
- コンバージョンの設定
- 拡張計測機能イベントの設定
- 自社IPアドレスの除外設定
まだ初期設定が完了していない方は、参考にしてみてください。
データ保持期間を14ヵ月に設定
初期設定ではデータ保持期間は2ヵ月に設定されています。
データ保持期間が長いほど過去のデータを確認しやすくなるため、14ヵ月に変更してきましょう。
設定方法は、以下のとおりです。
- GA4の左メニューから「管理」をクリック
- 「データの保持」を選択
- 設定を14ヶ月に変更して「保存」をクリック
これでデータ保持期間が14ヵ月に伸びます。
コンバージョンの設定
Webサイトの成果を正しく把握するためにも、コンバージョンを設定しておくと便利です。
GA4でコンバージョンを計測する方法は、以下の記事で確認できます。
>関連記事:GA4でコンバージョンを設定・確認する方法、計測されない場合の対処法を解説
拡張計測機能イベントの設定
拡張計測機能とは、Webサイトに訪問したユーザーの行動を自動で計測する機能です。
例えば、以下のデータを計測してくれます。
- スクロール数
- フォームの操作
- リンクのクリック
- ファイルのダウンロード
「ユーザーは最後までコンテンツを読んでくれたか」「設置したリンクはクリックされているか」などを把握できます。
Webサイトやコンテンツを改善する際に便利なため、設定してみてください。設定方法は、以下の記事で解説しています。
>関連記事:GA4の拡張計測機能イベントの確認方法やカスタマイズ例を解説!
自社IPアドレスの除外設定
自社のIPアドレスを除外設定することで、社内からのアクセスの計測を無効にできます。
除外設定しないと社内の人間とユーザーのアクセスデータが混ざり、正確なデータを取得できなくなります。
正確なデータを取得するためにも、自社IPアドレスの除外設定をしておきましょう。
除外設定のやり方は、以下の記事で確認できます。
GA4で分析する際によく使う指標一覧
最後に、GA4で分析する際によく使う指標を紹介します。
指標 | 概要 |
---|---|
表示回数(PV) | ユーザーがWebサイトやアプリなどを表示した回数 |
コンバージョン | 商材の契約や資料請求などの成約 |
平均エンゲージメント時間 | ユーザーがWebサイトをアクティブに閲覧していた時間 |
新規ユーザー数 | 初めてWebサイトを訪問したユーザーの数 |
スクロール数 | Webページが90%まで読まれると計測される。読了率に近い指標 |
直帰率 | 訪問した最初のページで離脱した割合 |
エンゲージメント率 | ユーザーの興味関心を把握する際に役立つ指標 |
年齢・性別などのユーザー属性だけでなく、上記の指標も分析するとWebサイト改善の精度が上がります。
紹介した指標を参考にして、Webサイトを改善してみてください。
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まとめ:GA4の年齢・性別を取得してコンテンツ制作に活かそう
GA4の年齢・性別の確認方法を紹介しました。
確認方法は「Googleシグナルを有効化する」「レポートをチェックする」の2つです。
年齢・性別が表示されない場合は、以下2つの方法を試してみてください。
- 24~48時間後に確認する
- PVを増やしてから再度確認する
GA4で年齢・性別を取得して、コンテンツ制作に活かしましょう。
GA4のより詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>関連記事:GA4の基本的な使い方を初心者向けに徹底解説!