離脱率とは

離脱率とは、サイトに訪れたユーザーが最終的に離脱したページの割合を表す指標です。

離脱に該当する行動とは、検索結果に戻ったり、リンクをクリックして外部サイトに移る行動のことです。

離脱率が高すぎると、ユーザーが求める情報を提供できていないのが原因で離脱している可能性もあります。
そのため、基本的に離脱率は低いほどよいとされています。

離脱率を改善する7つの方法

前述したように離脱率が高すぎるのは問題なので、改善する必要があります。
離脱率を改善するおもな方法は下記のとおりです。

• 読者ニーズに合致した記事を書く
• ヒートマップを使う
• ページの読み込み速度を短くする
• モバイルファーストで記事を書く
• 内部リンクで関連記事に誘導する
• 記事の見た目を改善する
• 読者の目を引くアイキャッチ画像を作る

ひとつずつ詳しく解説します。

読者ニーズに合致した記事を書く

読者ニーズに合致した記事を書くことが、離脱率を下げるために大切です。
Webサイトを訪れたユーザーは、自身の悩みや疑問を解決したくてサイトを訪れています。
そのため、記事を読んで「自分の知りたい情報がない」と思われれば、ユーザーは離脱し、結果的に離脱率が高くなります。

読者ニーズに合致した記事を書くことはSEOで上位表示するためにも大切ですが、離脱率を下げるためにも欠かせません。
読者ニーズを把握するには、「キーワードプランナー」「Ubersuggest」などの検索キーワードを調べられるツールを使うのがおすすめです。
例えば、「筋トレ ダンベル」であればおすすめのダンベルを知りたがっているとわかり、「筋トレ 腕立て伏せ」なら腕立て伏せの具体的なやり方が知りたいのだとわかります。

読者ニーズに合致した記事を書くために、キーワードから調べましょう。

ヒートマップを使う

ヒートマップとは、Webサイトを訪れたユーザーの行動記録を追跡できるツールです。
例えば、スクロールする早さや設置してあるボタンをクリックしたのかなどを確認できます。

ヒートマップを使えばユーザーがどこで離脱したかわかるので、離脱率を下げるための改善に役立つのです。
使用するヒートマップは弊社が提供する「サイトリード」がおすすめです。

サイトリードを利用するメリット

• ヒートマップのほかに離脱防止ツールも搭載
• PV数に応じて月額料金を選べる（無料プランあり）
• 今なら年間契約で全プラン40％オフ

ヒートマップを使えるだけでなく、離脱防止ツールも使えるのがサイトリードを利用する大きなメリットです。

離脱率の改善に役立つので、ぜひご利用を検討してみてください。

ページの読み込み速度を短くする

ページの読み込み速度が長いとユーザーに不満をもたれるので、早期離脱を招いてしまうおそれがあります。
そのため、離脱率を改善するためにページの読み込み速度を短くしましょう。
ページの読み込み速度を改善するには「PageSpeed Insights」というツールを使います。

上記のように、表示速度をスコアにして表示してくれます。

スコアの色が緑やオレンジなら特に問題ありませんが、赤なら読み込み速度の改善をおこないましょう。

モバイルファーストで記事を書く

基本的に記事はパソコンで書くかと思いますが、Webサイトに訪れるユーザーの多くはスマホで記事を読みます。
そのため、スマホで記事を読んで「読みにくいな」と思われれば、離脱される可能性が高くなります。

パソコンでスマホ画面を確認するのに便利なのが「検証」です。
使い方は簡単で、右クリックすると「検証」というコマンドが出るので、それをクリックするだけです。

検証でスマホ画面を確認した際に、デザインの崩れや押しにくいボタンがないかなどをチェックします。
パソコンで見ると問題なくても、スマホだとデザインが崩れて読みにくくなっていることがあるので、注意が必要です。

スマホ画面でチェックするのは面倒かもしれませんが、離脱率を下げるためにもスマホ画面をチェックしましょう。

内部リンクで関連記事に誘導する

内部リンクがクリックされてサイト内を回遊されるほど、離脱率は下がります。

ただし、適当に内部リンクを貼ってもクリックされる可能性は低いので、ユーザーが興味関心のある内部リンクを設置します。

例えば、減量するための運動方法について記事を書いたら、おすすめの無酸素運動については内部リンクを設置して読んでもらうイメージです。
ポイントは、ユーザーが気になる内容を想定した記事を書き、内部リンクを設置することです。

ユーザーの悩みや疑問を解決できる内部リンクを設置しましょう。

記事の見た目を改善する

ユーザーは文章を読むだけでなく、記事の見た目もチェックしています。パッと見て「読みづらいな」と思われれば、離脱される確率も高くなります。

ユーザーに満足してもらえる記事を書くのはもちろん、見た目も整える必要があるのです。

具体的には、下記の改善方法が考えられます。

• 文字の装飾
• 画像の設置
• 表やグラフを載せる
• 図解やイラストを載せる
• パソコンとスマホ両方の画面をチェックする

文章しかない記事も見かけますが、読みづらいのでNGです。

ユーザーに離脱されない読まれる記事を書くためにも、見た目を整えましょう。

読者の目を引くアイキャッチ画像を作る

アイキャッチ画像とはユーザーの目を引くための画像で、記事の冒頭に大きく表示される画像を指します。

アイキャッチ画像がなく、文字ばかりだとユーザーからの読みにくいと印象を持たれてしまい、離脱される可能性が高くなります。

離脱率についてよくある質問

ここでは離脱率についてよくある質問についてお答えします。
「離脱率についてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

よくある質問

• 離脱率と直帰率の違いは何ですか？
• 離脱率はどうやって計算するのですか？
• どうやって離脱率を確認するのですか？
• 離脱率の平均はどれくらいですか？

離脱率と直帰率の違いは何ですか？

離脱率と似た言葉で「直帰率」があり、ややこしいですよね。直帰率とは、ユーザーが最初に訪れたページで離脱した割合を表す指標です。
例えば、サイトに訪れた10人のユーザーのうち5人が最初のページで離脱した場合、直帰率は50％となります。
一方、前述したように離脱率は最終的に離脱したページの割合を表します。

つまり、離脱率と直帰率の違いは、同じ離脱でも最初のページで離脱しているかの違いです。

離脱率はどうやって計算するですか？

ページ別離脱率の計算式は下記のとおりです。

（該当ページで離脱した数）÷（該当ページを含むページビュー数）×100＝ページの離脱率

例えば、「ページA」を訪れたユーザーが5人いて、ページAを最後に離脱したユーザーが1人だった場合の離脱率は20％です（直帰を除く）。

どうやって離脱率を確認するのですか？

離脱率はGoogleが提供している「Googleアナリティクス」というツールを使って確認できます。

Googleアナリティクスの左にあるメニューから「行動」→「概要」をクリックすると、サイト全体の離脱率がわかります。

また、ページのURLやページタイトルをクリックすると、ページ別の離脱率を確認可能です。

離脱率の平均はどれくらいですか？

離脱率の平均は業界やサイトによって異なるので、平均の算出は容易ではありません。
そのため、他サイトの平均で判断するのではなく、自身が運営しているサイトの状況に合った分析をおこなうとよいでしょう。

例えば、今まで50％前後だった離脱率が80％を超えるほど高くなった場合は、サイトの離脱率を下げるために改善をおこなうタイミングだと考えられます。
他サイトの平均で離脱率を改善するかを考えるのではなく、自サイトの状況に合わせて改善をおこないましょう。

まとめ：離脱率の改善に「ヒートマップ」を活用しよう！

離脱率の改善方法やよくある質問について解説しました。

この記事の要点を下記にまとめます。

• 離脱率とはユーザーが最終的に離脱したページの割合を表す
• 離脱率を改善するために読者ニーズを合致した記事を書く
• 読者ニーズを満たす記事を書くだけでなく見た目も整える
• 離脱率は「Googleアナリティクス」で確認できる
• 離脱率の平均は業界やサイトによって異なる

離脱率を改善するためにもっとも大切なことは、読者ニーズに合致した記事を書くことです。
読者の悩みや疑問を解決できる記事が書ければ、離脱率を改善できるだけでなく、SEOでも上位表示されやすくなります。

「キーワードプランナー」「Ubersuggest」などのツールを使って、読者ニーズを把握しましょう。
また、離脱率の改善には弊社が提供するヒートマップツール「サイトリード」をぜひお試しください。
ヒートマップの利用はもちろん、離脱防止ツールも活用することで、離脱されにくいWebサイトの構築に役立ちます。

PV数によっては無料で利用できるプランもあるので、興味のある方は公式HPをチェックしてみてください。