Googleサーチコンソールの設定方法3つの手順
ここでは、サーチコンソールの設定方法について解説します。
- 設定画面にアクセスする
- サイトURLを入力する
- Webサイトの所有権を確認する
すでに設定をしている方は「Googleサーチコンソールの基本的な使い方7選」にお進みください。
手順1:設定画面にアクセスする
まずはGoogleにログインし、Googleサーチコンソールの設定画面にアクセスします。
手順2:サイトURLを入力する
設定画面に入ると、以下のページが表示されます。
どちらを選んでも登録できますが、Googleはドメインプロパティでの登録を推奨しています。
可能な限りドメインプロパティを使用することをおすすめします。
特別な理由がなければ、Googleが推奨しているドメインプロパティを選択し、入力欄にサイトURLを入れましょう。
手順3:Webサイトの所有権を確認する
ドメインプロパティを選択すると、以下の画面が表示されます。
レコードタイプで「TXT」を選択し、あとは表示されている手順どおりに進めます。
DNS設定は、利用しているサーバーからおこないます。
TXTレコードを貼り付けたら、下にある「確認」をクリックしましょう。
これでサーチコンソールの導入は完了です。
次は、サーチコンソールの基本的な使い方について解説します。
Googleサーチコンソールの基本的な使い方7選【初心者向け】
サーチコンソールの基本的な使い方は、以下のとおりです。
- 検索結果を確認する
- 検索結果の詳細を確認する
- インデックス登録をする
- 権限を付与する
- リンクを確認する
- XMLサイトマップを送信する
- セキュリティと手動による対策を確認する
サーチコンソールを活用するために必須の知識となるので、内容を押さえておきましょう。
1つずつ解説していきます。
検索結果を確認する
検索結果はサーチコンソールの使い方のなかでも特に重要なので、内容を押さえておきましょう。
まず、サーチコンソールのメニューバーから「検索結果」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されます。
検索結果から「合計クリック数」「合計表示回数」などの指標を確認できます。
検索結果の詳細を確認する
検索結果の詳細を確認するには「平均CTR」や「平均掲載順位」などのチェックボックスにチェックを打ちます。
チェックすると、平均CTRや平均掲載順位などの詳細がグラフに表示されます。
インデックス登録をする
インデックス登録とは、作成した記事を検索エンジンのデータベースに登録してもらうことです。インデックス登録してもらえないと、作成した記事が検索結果ページに表示されることはありません。
そのため、ブログ運営においてインデックス登録は重要だと覚えておきましょう。
やり方は簡単で、メニューバーの「URL検査」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されるので「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
URLが登録されていると「URLはGoogleに登録されています」と表示されます。
一方、インデックス登録されていない場合は「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。
インデックス登録されていない場合は、登録をリクエストしましょう。
権限を付与する
権限を付与することで、ほかのユーザーとサーチコンソールのデータを共有できます。
コンテンツ制作やリライトを外注する際に必要となる場合があるため、使い方を知っておくと良いでしょう。
まず、左メニューから「設定」をクリックします。
次に「ユーザーと権限」を選択してください。
続いて「ユーザーを追加」をクリックします。
権限を付与したいユーザーのメールアドレスを入力し、権限の種類を選択します。データを共有するだけであれば「制限付き」にしておくと良いでしょう。
権限の種類について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事:Search Console ヘルプ|所有者、ユーザー、権限の管理
メールアドレスと権限の種類を入力し「追加」をクリックします。
これで権限の付与は完了です。
リンクを確認する
サーチコンソールは、リンクの獲得状況も確認できます。
メニューバーの「リンク」をクリックします。
リンクをクリックすると、外部リンクと内部リンクの件数を確認できます。
外部リンクとは外部サイトと自サイトのページをつなぐリンク、内部リンクとは自サイト内のページをつなぐリンクを指します。
チェックしたいのは、内部リンクより外部リンクです。外部リンクが張られているほど、検索エンジンからの評価がアップするからです。
毎日確認する必要はないですが、月に1回は確認しておくと良いでしょう。
XMLサイトマップの送信をする
XMLサイトマップとは、Webページの内容を検索エンジンに伝えるためのファイルです。XMLサイトマップを送信するには、メニューバーからサイトマップを選択します。
クリックするとURLの入力欄が表示されるので、サイトのURLを入力し「送信」をクリックしましょう。
XMLサイトマップを送信して「成功しました」と表示されれば完了です。
セキュリティと手動による対策を確認する
メニューバーにある「セキュリティと手動による対策」から、Webサイトに問題がないかを確認できます。
どちらも問題がない場合は「問題は検出されませんでした」と表示されます。
Googleサーチコンソールの効果的な使い方【SEO評価アップ】
サーチコンソールの効果的な使い方を解説します。
- 表示回数が伸びているか確認する
- 検索クエリを参考にしてリライトする
- 検索順位のわりにCTRが低い記事を改善する
サーチコンソールを活用して検索エンジンからのSEO評価を上げたい方は、参考にしてみてください。
表示回数が伸びているか確認する
表示回数が伸びないとユーザーから読まれる機会も増えないため、表示回数の確認はブログ運営において重要です。クリック率も重要ですが、アクセスを増やすためには表示回数も確認する必要があります。
例えば、クリック率が1%だと仮定しましょう。1万表示回数であれば100人、10万表示回数であれば1000人のユーザーがサイトにアクセスしてくれます。
クリック率に捉われがちですが、表示回数も伸びているかを確認しましょう。
検索クエリを参考にしてリライトする
サーチコンソールは、表示回数やクリック率を確認できるだけでなく、検索クエリも確認できます。
検索クエリとは、ユーザーがあなたのサイトに訪れるまでに検索したキーワードです。
例えば「ブログ 始め方」という検索クエリがあれば、ユーザーは「ブログ 始め方」というキーワードを検索してサイトに訪れたことがわかります。
検索クエリを確認するポイントは、以下のとおりです。
- 狙っているキーワードから流入があるかを確認する
- 狙っていないキーワードから多くのアクセスがあるかを確認する
狙っているキーワードから流入があるなら、キーワード対策が成功していることがわかります。
狙っていないキーワードから多くのアクセスがある場合、そのキーワードを基にしてコンテンツをリライトすれば、さらに多くのアクセスを集められる可能性があります。
検索クエリの確認もブログ運営において重要なため、確認してみてください。
検索順位のわりにCTRが低い記事を改善する
CTR(クリック率)が伸びているかを確認することも重要です。
仮に表示回数が伸びても、まったくクリックされないとユーザーがアクセスすることはありません。
例えば、10万表示回数でCTRが1%なら1000人、CTRが10%なら1万人までアクセスが増えます。アクセスを増やしたい方は、表示回数とCTRが伸びているかを確認してみてください。
特に、検索順位のわりにCTRが低い記事を優先的に改善しましょう。検索順位別のCTRの目安は、以下のデータを参考にしてみてください。
出典:BACKLINKO|オーガニッククリックスルー率について学んだこと
例えば、検索順位が1位でCTRが5%だった場合、目安となる27.6%より低いため、CTRの改善に着手すると良いでしょう。
CTRを改善する方法は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
Googleサーチコンソールの使い方でよくある質問
最後に、Googleサーチコンソールの使い方でよくある質問にお答えします。
Googleサーチコンソールの料金は?
Googleサーチコンソールの料金は無料です。
個人や企業、アクセス数やサイト規模なども関係なく、誰でも無料で利用できます。
参考:Search Console ヘルプ|Search Console の概要
Googleサーチコンソールでできることは?
サーチコンソールで主にできることは、以下のとおりです。
- 表示回数の確認
- クリック数の確認
- CTR(クリック率)の確認
- 検索順位の確認
- 検索クエリの確認
- リンク数の確認
- インデックス登録
上記を見てもわかるとおり、サーチコンソールは多くの機能を搭載しています。
Googleアナリティクスとの違いは?
サーチコンソールは、自サイトにアクセスするまでのユーザーの行動を分析できるツール。
Googleアナリティクスは、自サイトにアクセスしたあとのユーザーの行動を分析できるツールです。
サーチコンソールはSEOのために使い、Googleアナリティクスはコンバージョン率を改善するために活用するのが一般的です。
ブログを収益化するためには、SEOとコンバージョン率の両方を改善する必要があります。そのため、サーチコンソールもアナリティクスも、ブログ運営において必須のツールです。
Googleアナリティクス4と連携する方法は?
Googleアナリティクス4とサーチコンソールを連携する方法は、以下のとおりです。
- GA4左メニューにある「管理」をクリック
- 「Search Console」のリンクをクリック
- 「アカウントを選択」をクリック
- データストリームを選択
- 「送信」をクリック
15分ほどでGA4とサーチコンソールを連携できます。
詳しくは以下の記事で解説しているので、連携したい方は参考にしてみてください。
Googleサーチコンソールにログインできない原因は?
サーチコンソールにログインできない原因としては、以下が考えられます。
- アカウントを作成していない
- アカウントを削除している
- ユーザー名の入力に誤りがある
- パスワードの入力に誤りがある
- 別のアカウントでログインしている
ログインできない方は、上記を参考にしてログインを試みてください。
まとめ:Googleサーチコンソールでブログを改善しよう!
サーチコンソールの基本的な使い方について、以下にまとめます。
- 検索結果を確認する
- 検索結果の詳細を確認する
- インデックス登録をする
- 権限を付与する
- リンクを確認する
- XMLサイトマップを送信する
- セキュリティと手動による対策を確認する
サーチコンソールはアナリティクスと比べると、使い方は簡単です。
サーチコンソールの使い方を習得し、ブログを改善して収益化を目指しましょう。