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GA4でランディングページを分析する方法を徹底解説!

「GA4でランディングページを確認する方法が知りたい!」 「GA4のランディングページを分析するときに、どんな指標を参考にすればいいの?」 上記の疑問を解決します。 本記事では、GA4のランディングページについて詳しく解説しています。 【この記事を読んでわかること】 ・GA4のランディングページの基礎知識 ・ランディングページを確認する方法 ・GA4のランディングページを分析する際に役立つ指標 GA4のランディングページについて詳しく知りたい方は、最後まで読んでみてください。

GA4のランディングページとは

GA4のランディングページは、Webサイトを訪れたユーザーが最初に閲覧したページを指します。

例えば、インターネットであなたのWebサイトを見つけてクリックされると、そのページがランディングページになります。

Webサイト運営においてランディングページは重要です。

ユーザーからすればランディングページが第一印象となり、Webサイトに興味をもつかを大きく左右するからです。

次で、GA4のランディングページを確認する方法を解説します。

GA4のランディングページの見方

GA4のランディングページを確認する方法は、以下の2つがあります。

  1. 標準レポート

探索レポート

順番に解説していきます。

標準レポートで確認する

左メニューから「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」をクリックしてください。

続いて「セッションのデフォルトチャネルグループ」の+マークをクリックします。

次に「ページ/スクリーン」→「ランディングページ+クエリ文字列」を選んでください。

これでランディングページのデータを取得できます。

探索レポートで確認する

「探索レポート」を使って確認する方法は、前述した方法と比べて自由度の高い分析が可能です。

最初に、左メニューから「探索」をクリックし「空白」をクリックしてください。

次に、レポートに表示したい項目を「変数」の+マークから選びます。

一例として、下記の条件でレポートを作ってみました。

・ディメンション:ランディング ページ + クエリ文字列

・指標:コンバージョン・セッションあたりの平均エンゲージメント時間・総ユーザー数

上記の項目を選択したら、右上にある「インポート」から追加してください。

最後に「行」「値」を設定しましょう。

行には「ランディング ページ + クエリ文字列」値には「コンバージョン」「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」「総ユーザー数」を、ドラック&ドロップで追加します。

すると、ランディングページごとにコンバージョンや総ユーザー数を確認できます。

GA4のランディングページを分析する際に役立つ3つの指標

ここでは、GA4のランディングページを分析する際に役立つ指標を解説します。

  1. コンバージョン
  2. セッションあたりの平均エンゲージメント時間
  3. セッション数

コンバージョン

コンバージョンは、ユーザーがWebサイト内でとる特別な行動のことです。

例えば「商品を購入する」「問い合わせフォームを送る」「サービスの資料請求をする」などの行動が該当します。

コンバージョンは、Webサイトの収益に直結する最重要の指標といえます。

Webサイトの収益を最大化するためにも、コンバージョンを設定し、ランディングページの分析に役立てると良いでしょう。

コンバージョンを設定する方法は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

GA4のコンバージョン設定!設定方法や注意点を解説

セッションあたりの平均エンゲージメント時間

セッションあたりの平均エンゲージメント時間とは、ユーザーがWebサイトを閲覧している時間を指します。

必ずしも閲覧している時間が長いほどいいわけではないですが、短すぎるのは問題です。

短すぎるということは「パッと見て読みづらい」「知りたい情報がない」など、ネガティブな原因が考えられるからです。

具体的には、セッションあたりの平均エンゲージメント時間が数10秒しかない場合、改善が必要でしょう。

ユーザーの満足度を高めるためにも、滞在時間も考慮してみてください。

セッション数

セッション数とは、ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動のことです。

例えば、Aさんという人が3ページ読んだあとにWebサイトを離脱すると、1セッションとしてカウントされます。

つまり、訪問から離脱までの間に何10ページ見ても、セッション数は「1」となります。

セッション数を見ればWebサイトへの流入を把握できるので、Webサイト改善において重要な指標のひとつです。

ランディングページを確認する際には、セッション数も確認してみてください。

【参考記事】GA4のセッション数とは?ユーザーや表示回数との違いもわかりやすく解説

GA4のランディングページについてよくある質問

最後に、GA4のランディングページについてよくある質問にお答えします。

ランディングページと「ページとスクリーン」の違いは何ですか?

対象にしているページが違います。

ランディングページは前述したように、Webサイトを訪れたユーザーが最初に閲覧したページを対象にしています。

一方、ページとスクリーンは最初に閲覧されたページ以外も対象です。

どちらも「ユーザーが閲覧したページ」という点では同じですが、対象が異なります。

ランディングページレポートで見る「not set」とは何ですか?

「not set」とは、GA4でデータをうまく取得できなかったときに表示される指標です。

表示される原因としては、設定の問題や迷惑行為であるリファラースパムなどが考えられます。

not setと表示されている回数が多い場合は、リファラースパムが発生している恐れがあります。

ランディングページから2ページ目への遷移を確認する方法は?

探索レポートの「経路データ探索」から確認できます。

まず、左メニューから「探索」→「経路データ探索」を選びます。

次に、ステップ1にある下向き三角を押してください。すると、以下の画面が表示されます。

2ページ目の遷移を確認するには、イベント以外から選べばOKです。今回は「ページタイトルとスクリーン名」を選んでみます。

ページタイトルが表示されるので、タイトルを左クリックしてください。

これで2ページ目の遷移を確認できます。

まとめ

GA4のランディングページについて解説しました。

Webサイト運営においてランディングページは重要です。

ランディングページはユーザーが最初に訪れたページであり、第一印象が決まります。ユーザーがWebサイトに興味をもつかは、ランディングページにかかっています。

本記事の内容を参考にして、ランディングページの改善に着手しましょう。

「GA4についてもっと詳しく学びたい」という方は、以下の記事を読んでみてください。GA4の使い方を詳しく解説しています。

GA4の基本的な使い方を初心者向けに徹底解説!